LIVE KRIKOR from PARIS
独学の作曲家・演奏家として25年前から活動しているクリコー・クーシアンはパリ国立高等音楽院で2007年までアクースマティック音楽とコンピューター支援作曲(CAC)を専攻。 パフォーマンスや即興演奏におけるその才能ゆえに、世界各地の電子音楽フェスティバル(Mutek, Ars Electronica, Villette Soniqueなど)で注目の存在となってきました。50枚を超えるレコードを発表し、10枚近くのアルバムがL.I.E.S. Recordsをはじめとするフランス、英国や日本のレーベルからリリースされ、そのうちのいくつかは映画のサントラ集です。
ハイブリッドなクリエイティビティに加え、クリコー・クーシアンは他の造形作家やデザイナーのためのテクニカルな仕事(例えば、振付家ダミアン・ジャレとのコラボレーションによるUNDERCOVERデザイナー髙橋盾の2020-21年秋冬コレクションのショー「Fallen Man」)を「サーキット・ベンディング」(パフォーマンス時に使用する電子機器の改造)のリサーチと結び合わせています。
これまでに何度も協力してきたAbleton社のプラットフォームのために無償のビジュアルデバイスを開発してきたクリコー・クーシアンの専門的能力と実験は、フランスのOto Machinesや日本のKORGやヤマハといったブランドからも高く評価されています。